こんばんは、エゾシカです。
キャッシュフローを増やしたいと常々考えています。
その理論で行くと一番良いのは不動産になります。
理由としては、莫大な借金をできるからです。
実質利回りは高配当株などと同じ4%だとしても、
100万円の4%は4万円ですが、(実際はもっと高い気がしますが)
5000万円の4%は200万円です。
もちろんリスクもあって、
- 部屋が埋まらないことによる家賃収入の低下
- 設備の故障による修理費
- 修繕積立金の増加による利回りの低下
- 火災、災害による損害
など、株よりも考慮しなければいけないリスクは多いです。
(その分ちゃんとやれば利益も多いんですけどね)
借金ということであれば、意味合いは違いますが株にも信用取引というものがあります。
これでインカムゲインは取れるのかというのが本日の本題です。
私が楽天証券ユーザーなので、楽天でお話します。
まず前提のお話です。
配当の権利落ち時に概ね株価が下落するので、
権利日直前に買ってまたいで売るということはギャンブルになるのでしません。
長期保有とします。そのため、無期限一般信用一択です。
金利は年率2.8%となります。(高いなぁ)
次に配当金の税率です。
信用買いでの配当金は配当調整金となり譲渡所得になりますので、約15%の税金がかかります。
なので、受け取れるのは約85%です。
配当利回り4%の株の場合、
4(%) * 0.85(税金) – 2.8(金利) = 3.4(%) – 2.8(%) = 0.6(%)
となり、実質利回りは0.6%となります。
利回り4%の株ではほとんど利益が出ませんし、これは株価が動かない前提なので、
値下がりした場合は簡単に損失のほうが大きくなります。
以下、4%~10%の計算結果です。(3%以下は赤字になるので割愛)
利回り | 実質利回り |
4% | 0.6% |
5% | 1.45% |
6% | 2.3% |
7% | 3.15% |
8% | 4% |
9% | 4.85% |
10% | 5.7% |
利回りが1%上がるたびに0.85%実質利回りが上がります。
(税金が15%なのでそりゃあそうですよね)
6%超えたあたりからであれば恩恵を受けられるとは思いますが、
どう考えても株価の値下がりリスクのほうが大きいです。
不動産のローンと違って税金の優遇とかもないですしね。
株価が暴落し、勝負を仕掛けるタイミングで長期戦になる覚悟で買うのであれば、
4%以上が目安ということでしょうかね。
この夢を見た計算が少しでも役に立てば幸いです。
ではまた。
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